作業・施工内容

エリア：東京都豊島区

構造：鉄筋コンクリート（築30年以上）

お問い合わせ経路：ホームページ

ご相談内容：出窓付近からの雨漏れ。

調査のポイント

• 外壁の状態は比較的良好

• 出窓の水切り（面台）周りのシーリングが未施工または劣化している可能性

• 雨水経路を断定するため、部分足場を設置し散水調査を実施

調査の結果、水切りの継ぎ目・取り合い部のシーリングから浸水していることをまず確認。

さらに再テスト（念のための二回目散水）を行ったところ、ガラスパッキンのわずかな隙間からも浸水が見つかりました。加えて、サッシの水抜き穴が十分に機能していない兆候もあり、排水不良が雨水滞留を助長していたと判断しました。

雨漏りは単一原因ではなく複合要因（複数の侵入経路）が重なるケースが少なくありません。一次原因の補修後も再検証するのが確実です。

施工内容

1. 水切りまわりのシーリング補修

   • 出窓面台のコーナー・継ぎ目・サッシ取り合いを重点的に打ち替え／打ち増し。

2. ガラスパッキン部の止水処置

   • パッキンの微細な隙間を適切なシーリング材で止水。

3. 水抜き穴（ドレン）周りの点検・清掃

   • 排水経路を確認し、滞留しにくい状態に。

仕上がり・結果

補修後の散水テストで浸水なしを確認。

出窓下部のシミ・にじみも進行が止まり、居室内の不安が解消されました。

同様トラブルで多い箇所

• 出窓の水切りコーナー・継ぎ目

• サッシと外壁の取り合い（額縁・方立まわり）

• ガラスパッキンの痩せ・浮き

• 水抜き穴（ドレン）の詰まり

• 既存塗装は良好でも、シーリング未施工／劣化が残っているケースに注意

雨漏りは「原因の見極め」が最重要

• 外壁塗装の劣化が少なくても出窓やサッシ周りは別ルートで漏れることがあります。

• 散水調査→補修→再検証の手順で、単発／複数経路のどちらにも確実に対応。

文京区・豊島区・板橋区・新宿区・北区の雨漏り調査・出窓まわりの止水は、地域密着の真心建設にご相談ください。