フローリングのべたつき対策
フローリングの上を裸足で歩くとき、べたつきが気になることはありませんか?
べたつきの主な原因は3つ
▼湿気
湿気はフローリングがべたつく原因の一つです。特に、水まわりは湿気がたまりやすいので注意が必要です。
▼汗や足の裏の脂
足の裏の汗や脂、靴下やスリッパの裏についた汚れがフローリングに残りべたつきの原因になってる可能性があります。
▼料理の油
調理中に飛び散った油が酸化して、べたつきにつながっている可能性があります。
▼ワックスの劣化
ワックスは、水分や薬品に弱いだけでなく、人が歩くことによって表面が擦れてしまい摩擦します。
原因別に対策を施してサラサラのフローリングで快適に過ごしましょう。
べたつきを落とす方法はある?
油分が原因のべたつき対策
油分が原因のべたつきは、拭き掃除で対処するのがおすすめです。
▼フローリング用の洗剤で拭く
フローリング用の洗剤で定期的に拭き掃除をしましょう。ただし、洗剤の種類によってはワックスが剝がれてしまうので、裏面の注意書きを確認してください。フローリングにシミが残らないよう、雑巾にスプレーしてから拭くようにしましょう。
▼食器用洗剤で拭く
食器用の中性洗剤を溶かした水に雑巾を浸し、固く絞って拭きます。洗剤の量が多いと、ワックスを拭き取ってしまうので注意してください。拭き掃除のあとは、洗剤が残らないように固く絞った雑巾で水拭きをします。
▼重曹水で拭く
重曹のアルカリ成分は、油汚れを中和させてくれます。スプレー容器に重曹を入れて雑巾に吹き付けて拭きあげましょう。最後に乾拭きをして水分を残さないようにします。重曹の量によって跡が残り、フローリングを痛める原因になるので注意してください。
湿気が原因のべたつき対策
湿気の多い時期は、床にたまったゴミやホコリが水分を吸って、余計にべたつきを感じます。週1回を目安に掃除をしましょう。掃除機を使うとホコリを舞い上げてしまうので、雑巾やペーパーモップでゴミを一か所にまとめ、掃除機で吸い取った後に乾拭きします。
ワックスが原因のべたつき対策
ワックスは半年ごとに塗り直さなければ、傷や汚れ防止の効果が薄れてきます。ワックスを塗り直してもべたつきが気になるときは、一度すべて剥がし、改めて塗り直してみるのをおすすめします。
<べたつきにくい無垢フローリングに替えるのもおすすめ>
湿気によるべたつきが気になるときは、調湿作用のある無垢フローリングにリフォームもおすすめです!
<無垢フローリングのメリット>
無垢フローリングは呼吸するように調湿するので、湿度が高い時期でも快適に過ごせます、また、年月とともに色が変化するのも魅力です。複合フローリングは傷が目立ちますが、無垢フローリングは傷も一緒に再塗装できるのもメリットです。無垢フローリングは、水分や熱の影響を受けて形が変化しやすい傾向があるので設置に適した環境かどうか、業者さんに確認してください。
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