暮らしの防災豆知識「水害」
まだ行ける!は危険
大雨時のアンダーパスの通行に注意!
台風による大雨のほか、頻発する集中豪雨により道路のアンダーパスが冠水し、通行車両が立ち往生したり、水没したりする事故が発生しています。
<冠水時の車両への影響>
アンダーパスが冠水した状況で車両が走行した場合、車両が動かなくなったり、水圧でドアが開かなくなってしまいま③す、水深が1Mを超えると車両が浮いて流される可能性もあります。
①推進30㎝/車が動かなくなる
マフラー(排気口)から水が入るとエンジンが停止して立ち往生してしまいます。
②推進50㎝/ドアが開かなくなる
水圧でドアを開けることができなくなり、車内に閉じ込められてしまいます。窓硝子を割って脱出することになります。
③推進1m/車が浮いて流される
車両が浮いて流されてしまいます。避難路が車両でふさがれ、避難に支障をきたすなど二次的な被害が拡大します。
<冠水道路に侵入して浸水したときは?>
冠水路は見た目では水深がわからないため、そのまま進んでしまうと深みにはまってしまう恐れがあります。その際に、エンジンの吸気口に水が入ったり、排気管が水圧でふさがれてたりしてしまうと、エンジンが停止し、そのまま身動きが取れなくなってしまう可能性も。万が一、冠水し車内にまで浸水してしまった場合には、車を停めて、車外に出るためにドアが開くか確認します。安全のために窓を開けて避難経路を確保し、エンジンを切りましょう。
前の記事へ
« 「簡単にできる消臭対策」生ゴミの臭いの抑え方次の記事へ
フローリングのべたつき対策 »