花粉対策のお部屋リフォーム
冬が過ぎて暖かくなると、花粉症に悩まされることが増えてきます。
外出時の対策はバッチリでも、室内に花粉が入り込んでいませんか?
花粉の侵入は窓だけが原因ではありません。網戸の改良をするだけでなく、家中のあらゆる場所に花粉症対策を取り入れましょう。
花粉症対策① 網戸の交換
花粉の侵入を防ぐことが大切ですが、窓を開けて換気するのが難しいと感じることもありますよね。そんな時は、フィルタータイプの網戸に交換してみてはいかがでしょうか。通常の網戸よりも細かい編み目で、花粉をしっかりとブロックしてくれます。
また、このフィルター網戸は花粉だけでなく、ホコリや雨もしっかりと防ぐ効果があります。これにより、一年を通して換気がしやすくなり、雨が降ってきた時でも室内に雨が入る心配が大幅に減ります。快適な室内環境を保つための頼もしいアイテムですね。
玄関収納の設置
花粉が付いたコートや上着を室内に持ち込まないことはとても重要です。
玄関に収納スペースがない場合は、新たに作ることを検討してみましょう。
玄関に衣類用の収納スペースを設置することで、帰宅時に花粉が付着したコートや上着をすぐに脱ぐことができ、室内に花粉を持ち込む量を大幅に減らせます。
さらに、玄関に粘着ローラーや衣類用ブラシを置いておくと、玄関先で花粉を落とすことができるのでとても便利です。
換気扇・空調の設置
エアコンや換気扇を効果的に利用することで、室内の花粉をある程度取り除くことができます。そのためには、空気の循環を効率よく行うことが重要です。風の通りが悪い場所がある場合は、新たにエアコンや換気扇を設置することも一つの方法です。
エアコンは、室内の空気を一旦本体に吸い込んでから風を吐き出します。この時、周囲に舞っている花粉も一緒に吸い込まれるため、吸い込み口にフィルターを取り付けておけば、花粉を効率的に集めることができます。
さらに、換気扇に関しても排気用のものだけでなく、給気用の換気扇を設置することで、換気がスムーズに行えます。この場合も、換気口にフィルターを取り付けておけば、室内に花粉が飛散するのを防ぐことができます。これにより、快適な室内環境を保つことができますね。
室内干しのスペースを設置する
花粉の時期には、洗濯物を室内干しするのが最適です。また、室内干しのスペースがあれば、季節を問わず雨の日や外出中などにも活用できます。どの場所にスペースを作るか、干し方も含めて検討しましょう。
省スペースを重視するなら、使う時だけ取り出せる物干しアイテムがおすすめです。例えば、物干し竿を天井や壁に収納できる室内干しユニットや、折りたたみ式の室内干しスタンドなどが便利です。これらは場所を選ばず設置できます。
日当たりの良い場所やエアコンの風が当たる場所に置いて利用すると効果的です。ちなみに布団の場合、外干しの代わりに床暖房の上にしばらく置いて暖める方法もあります。
一方で、リビングに洗濯物を干すことに抵抗があったり、部屋に湿気が広がるのが気になる方もいるでしょう。そんな方には、浴室暖房乾燥機を使う方法がおすすめです。浴室という限られた空間で、乾燥や除湿を効率的に行えるメリットがあります。
また、思い切ってサンルームなどの専用スペースを作るのも一つの方法です。庭に面したスペースやベランダを利用できるのであれば、サンルームへのリフォームを検討してみても良いでしょう。
床材の変更
フローリングの表面が剥がれたり傷が付いていたりすると、その部分に花粉が溜まり、拭き掃除がしにくくなります。花粉の時期が始まる前にフローリングのリフォームを検討すると良いでしょう。
拭き掃除がしやすく、アレルギー物質に強い加工が施されている素材を選ぶことがポイントです。例えば、塩化ビニール製のクッションフロアは、汚れが付きにくく掃除が楽です。溝のないフラットなタイプであれば、花粉が溜まる心配がなく、簡単に水拭きできます。
また、クッションフロアやフローリングの種類には、アレルギー物質の働きを抑える特殊な加工が施されているものもあります。このような素材を選ぶことで、床に落ちた花粉の働きが抑制され、アレルギーの発症も緩和されます。
快適な室内環境を保つために、フローリングのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
網戸の交換
フィルタータイプの網戸に交換
通常の網戸よりも細かい編み目で、花粉をしっかりとブロックしてくれます。
リフォームによる対策
玄関に衣類用の収納スペースを設置することで、帰宅時に花粉が付着したコートや上着をすぐに脱ぐことができ、室内に花粉を持ち込む量を大幅に減らせます。
換気扇・空調の設置
エアコンや換気扇を効果的に利用することで、室内の花粉をある程度取り除くことができます。
室内の空気を一旦本体に吸い込んでから風を吐き出します。この時、周囲に舞っている花粉も一緒に吸い込まれるため、吸い込み口にフィルターを取り付けておけば、花粉を効率的に集めることができます。
室内干しのスペースを設置する
花粉の時期には、洗濯物を室内干しするのが最適です。また、室内干しのスペースがあれば、季節を問わず雨の日や外出中などにも活用できます。
床材の変更
フローリングの表面が剥がれたり傷が付いていたりすると、その部分に花粉が溜まり、拭き掃除がしにくくなります。
拭き掃除がしやすく、アレルギー物質に強い加工が施されている素材を選ぶことがポイント。
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